3インチで切って

読んだ漫画や書籍の感想と備忘録、kindleなど電子書籍について短い文だけ書く予定です

おとりよせ王子 飯田好実 1

ノー残業デーはまっすぐに自宅に帰り、たまの会社の飲み会があっても心あらずとひとり途中で抜け出し、美人な女性から声をかけられても少しも興味を持たずに「おとりよせ」した食材のことばかり考えている主人公の飯田好実が、様々な食材を調理して食べるという作品です。

深夜にテレビで放送していたのが気になって原作を見ることにしましたが、テレビと同じ位かそれ以上においしそうな表現力に圧倒されます。作品として楽しめるだけでなく、興味のある食材のところから読むのも面白いと思います。

チーズとお酒が好きな自分としてはカチョカヴァロと発泡清酒「すず音」のでてくる回がとても興味あって、いつの日か堪能してみたいと考えています。

 

カチョカヴァロうまそう度:★★★★

おとりよせ王子飯田好実 1 (ゼノンコミックス)

おとりよせ王子飯田好実 1 (ゼノンコミックス)

スティーブ・ジョブズ 1

ウォルターアイザックソンの書いたスティーブジョブズの伝記を、ヤマザキマリさんが漫画にしたものです。

ジョブズが幼少のころから、スティーブウォズニアックに出会う場面、そしてインドを放浪する辺りまでの内容が描かれています。

文章ではなく漫画ですのでいろんなことが想像できるようになっているのですが、なかでも若かりしジョブズが長髪である描写はとても衝撃的です。ヒゲも生やしていないので、写真などでよく見かけるジョブズの面影はほとんど見られません。誰しも若いときはその時々の流行の格好をしているものですね。

 

ジョブズの長髪度:★★★★★

スティーブ・ジョブズ(1) (KCデラックス)

スティーブ・ジョブズ(1) (KCデラックス)

ぼくは麻理のなか 2

女子高生の麻理として生活を始めた小森は、麻理の同級生である依の指示のもと、ある程度は麻理の今までの生活に沿うことはできているが、やはりどこか無理があるようで仲のいい友達に不信感を抱かせてしまうシーンがある。

また、麻理の部屋にはアダルトマンガが保管されているのを知り、購入先の中古アダルト本屋へ通っていた事実を突き止めるなど、麻理の不可解な行動が少しずつ顕になっていきます。

 

それにしても麻理の友達はちょっと怖い感じがするんですが女性たちの友達づきあいってこんなものなんでしょうか。友達づきあいもいろいろ大変そうです。

 

女子高生大変そう度:★★★★

クーロンフィーユ

生まれつき乾燥わかめのような髪型のおかげでいつもいじめられている寛造が、帯電体質のおかげで隔離されて生活しているノエミに出会うことでお互いに自らの存在意義を確認していく、といった感じの物語です。

ノエミの純真な雰囲気がとてもかわいらしい反面、主人公の寛造の曲がりきった性格がひどく描写されている感じがしますが、これからどのように二人が変化していくのか楽しみです。

 

登場人物がだいぶ異常体質度:★★★★★ 

クーロンフィーユ(1) (少年マガジンコミックス)

クーロンフィーユ(1) (少年マガジンコミックス)

WxY 4

4巻では主人公の横田がポコニャン先生に連れられて風俗店に行くシーンがあったりして、今までにない展開が見られます。

風俗店での横田の様子はいつものだらしなくておかしな感じですが、どちらかというとポコニャン先生のエピソードのほうが読んでいてもうすこし面白い気がします。

そのほかポコニャン先生は愛美の同級生にドン引きされたりいろいろ大活躍(?)しているところも注目するとおもしろいです。

 

ポコニャン先生大活躍度数:★★★★

 

WxY 4 (ヤングジャンプコミックス)

WxY 4 (ヤングジャンプコミックス)

海月と私

前住所不定、前職不明で身分証明書すら持っていない女性である岩松梢が現れ、鄙びた「とびうお荘」の仲居として働きたいと言う。

父親から受け継いだとびうお荘の主人は「残務処理」として宿を早々に廃業する予定だったが、梢や客とのふれあいの中で少しずつ考えを変えてゆく。

 

どこから来て何をしようとしているのかすごい不思議な女性で、宿の主人も最初は何も気にしていなかったのですが、これからこの先どう解明されていくのでしょうか。とても気になります。

梢が何者かわからない度:★★★★

 

海月と私(1) (アフタヌーンKC)

海月と私(1) (アフタヌーンKC)

 

ぼくは麻理のなか

いつの間にか大学に通わなくなってしまった堕落した大学生が、ある日突然思いを寄せている女子高生に成り代わって生活を始めるという物語です。

エッチな内容かと思ったんですが全くそんな感じではなく、ほとんど笑える要素がなくてなんだかシリアスな感じがします。たぶん僕が急にだれかに成り代わってしまったら、同様に日常生活に困ることでしょう。そんな思いが想起されます。

しかしすごくテンポがよくてとてもよみやすい作品だと思います。

麻理になりきれてる度:★★★

 

ぼくは麻理のなか(1) (アクションコミックス)

ぼくは麻理のなか(1) (アクションコミックス)